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第20話 当社の管理体制 ~販売促進・安全管理~

エンパイヤ自動車では社内報として『柳和会』が発行されていたが、社外に対する社外報も発刊していた。

エンパイヤ自動車は、自動車部品・用品の卸業として定着し、全国のネットワークを駆使して供給サービスに努めているが、部品卸業にとって、地域部品商に向けての商品情報の提供は重要使命の一つである。
部品メーカーからの新製品が、地域部品商へスピーディにしかも詳細に紹介されなければならなく、また商品情報と合わせて、地域部品商と部品・用品メーカーとのコミュニケーションをはかり、エンパイヤ自動車の役割りを明確にし認識してもらうための企業情報を提供する使命もある。

そのため、昭和47年、PR誌『EMPIRE』を発刊した。

緊密な連携へ効果的な媒体となり、さらにユニークな小冊子として非常に好評を受けて続刊された。

その後、自動車関連業界もオイルショックの甚大な影響を受け、経営体質の改善を問われるなど、経済、社会の変革にともなって問屋機能の社会的役割がさらに重要になり、一層、地域部品商と密着したキメ細かいサービスが求められるようになった。
そこで、経営情報誌『エンパイヤ経営速報』、さらに『エンパイヤ実践着眼』による販売実務者ベースの教育資料の提供など、多彩化する業態へ逐一対応する指導書などを発刊していった。

エンパイヤ自動車ではこうした社内外における活動を積極的に行っていた。また、社内における教育についても社員教育で話したが、積極的に行っている。
特に当社は自動車業界という中で交通安全教育には、創業者の時代から一貫して厳しい姿勢で指導が行われ、且つ受け継がれており、次のように全社的な安全運転指導と交通事故防止に努めている。

交通安全協会、交通ジャーナル(月刊誌)その他の情報を分析した運転者向け安全運転指針の配布を隔月に行い、春秋の全国交通安全運動に際しては、安全スローガンおよび関係安全運転資料を全国の支社・支店・営業所に配布し、あらゆる方策、手段を講じて事故撲滅に万全を期した。

全国営業拠点に各月間票(安全緑十字標)を配布し、毎日無事故日を緑色に塗り月間十字の緑一色運動を展開した。
毎月の各部門別事故発生を全社に発表するとともに、事故発生の原因を究明し反省の発表も行い、全社員の同様事故の未然防止に努めた。また年間を通じて無事故、無違反の部署を毎年1月の新年幹部合同会議の席上で表彰し、賞状と副賞をその部署全員に贈っていた。

中央警察署主催による春秋の無事故強調運動に参加し、常に優秀な成績をおさめ昭和42年の第1回から毎年連続して、警視庁交通部長賞を受賞し、数多くの社員が優良運転者として表彰された。

エンパイヤ自動車は自動車事故撲滅の為、国民として、社会の一員たる企業として責任を自覚し、社員個々の安全意識の高揚と全社的な模範運転の実践に努めている。


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